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Philomena[フィロメイナ]邦題:あなたを抱きしめる日まで

  1952年、アイルランドのロスクレアという街で、未婚のまま妊娠し、修道院に入れられ、そこで生まれた我が子と
  無理やり引き離された老女を巡る話。

  「修道院が我が子を売った」という衝撃的実話をもとにしていますが、映画は、笑いあり涙ありの、比較的軽いタッチ
  で、進んでいくようです。(後半はおそらくボーダの涙でしょうが・・・)

  予告編 ↓

  

  出演は、ディム・ジュディ・ディンチ、スティーブ・クーガン他。監督は、私の大好きな作品「ヘンダーソン夫人の
  贈り物」そして「クイーン」のスティーブン・フリアーズ。

  ジュディ・ディンチとスティーブ・クーガンが抜群のケミストリーをかもしだして、暗く重くなりがちなテーマを、軽薄に
  ならない程度に軽やかに描いているようです。


  こちらに2009年9月19日にアップされたザ・ガーディアンのウェブ記事があります→→Here

  この映画の原作「The Lost Child of Philomena Lee」を書いたマーティン・シックススミスが語っている記事で、本の
  出版にあわせて書かれたものと思われます。

  映画は、ジュディ・ディンチが演じる、50年前に別れた我が子を探すフィロメイナ・リーと、それを手助けする
  元政治ジャーナリスト、マーティン・シックススミス(ステーィブ・クーガン)とのやりとりを中心に、徐々に
  [衝撃的事実]が明らかになっていく・・・という感じかな?

  この[衝撃的事実]が詳しくこの記事に書かれています。


  ザッと記事を要約してみます。

   2004年のとある新年パーティで、マーティンは友人からある女性を紹介された。
   彼女は、ジェーンと名乗り、自分の母親が、50年以上も前に別れた息子アンソニーを探している、
   その手助けを、マーティンに頼めないかと願い出る。
    
      マーティン・シックススミスは、冷戦時代BBC記者としてソ連に駐在し、その後政治関係のジャーナリストや、
     労働党のスピン・ドクター(マイナスイメージをプラスに転換させるスポークスマン)を経たのち、あるスキャンダ
     ルにより、職を辞していた。予告編を見る限り、ジェーンからは、取材を条件に頼みこまれたが、あまり乗り気
     ではなかったようだ


   その母親フィロメイナに会って詳しい事情を聞いてみると、彼女は18才の時、ただ一回の性交渉で
   妊娠する。
   未婚だった彼女は、家族の恥と、すぐに修道院に幽閉され、1952年7月5日に息子アンソニーを出産
   息子が三歳までは、厳しい修道院での労働に堪えながらも、一緒に暮していた。
   (50年代、60年代は、これと似たようなケースはたくさんあった、と彼女は語った)

   ある時、シスターがやってきて、米国で養子を希望しているお金持ちの夫婦がいる、
   アンソニーをその夫婦に引き取ってもらう事になった、と言う。
   そして貴女はこれを口外してはならないし、探す事も会う事もダメ、と一方的に命令されてしまう。

   絶対的権力を持っていたカソリック教会の命令にそむくすべはなく、親子は引き裂かれた。
   こういった養子縁組は、寄付という名目の金銭取引が絡んでいたらしい。
   つまり、彼らは子供を売っていたのだ。
   (第二次大戦直後から、70年代くらいまで、同様の養子縁組は続いていた)

           フィロミイナ


    その後、修道院から出る許しを得たフィロメイナは、看護師となり、1959年結婚し、
    二人の子供が生れた。この二人のうちのひとりがジェーンで、自分の兄については、
    ジェーンが30才代になるまで、家族の秘密とされ、知らされる事はなかった。

    しかし、フィロメイナは'59年から'89年の間、何回か修道院に足を運び、息子の
    詳しい情報を求めたが、修道尼たちは、これを拒否した。


    フィロメイナの話を聞き終え、彼女と共に、アンソニー探しを始めたマーティンは、
    苦労をしながらも、アンソニーが、ミズーリ州セントルイスのヘス夫妻に引き取られた
    事をつきとめる。
    又、妻のマージ・ヘスの日記から、アンソニーともう一人、メリーという女の子も
    引き取った事を知る。
    アンソニー・リーは、マイケル・ヘスと名が変わり、共和党員で、成功した弁護士と
    なっていた。
    
    <以降かなりのネタバレ>


    社会的には”勝ち組”であったマイケル(アンソニー)だったが、実は彼は三歳まで
    暮した修道院の事は、おぼろげながら記憶にあった。

    そして自分の本当の父母が誰なのか、今彼らがどんな状況なのか、いつも気にしていた。

    実際に、マイケルは1977年と1993年に、ロスクレアの修道院を訪れ、母親の消息を
    尋ねたが、
    修道尼は、答えてくれる事はなかった。ほんのすぐそばに、母親も親戚の人々も暮して
    いたのに・・・

    マイケルの私生活は荒れていた。酒とドラッグにはまり、派手な性生活にふけっていた。

    実は、マイケルはゲイであった。
    
    そして、HIV感染者となり、1995年に既に亡くなっていた。



  以上が[衝撃的事実]を含めた、あらましとなります。

  カソリック教会の暴挙ぶりは、映画「マグダレンの祈り」を思い出すなーーー

  こちらがメイル・オンラインの記事→→Here
  マイケル(アンソニー)の生前の姿も載っています。


フィロミイナ ポスター


   あなたを抱きしめる日まで・・・・公式サイト  来年三月公開予定  


  9/16付記;
  
  トロント国際映画祭にて、観客賞は惜しくも逃すも、二番目に観客に支持されたとのこと。
  昨年のオスカー作品賞の「アルゴ」もトロントでは二番手。

  今度のオスカー候補は間違いなさそう。







   
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ウン十年勤めた会社を辞め、大好きな
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