スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

まもなく公開!『裏切りのサーカス』 Tinker Tailor Soldier Spy:しつこく書きます

   
   ゲイリー、朝食

        (こんなシーン、あったかなあ・・・?)



   いよいよ、公開日が迫ってきました、”鋳掛屋、仕立て屋、兵隊、スパイ”

   

   しつこく、しつこく、レヴューをしてきましたが、最近、一般試写が行われたようで、各映画サイト
   に、レヴューが挙がってきているのを読んでみるとーーーー

    ●難解
    ●インストラクションを貰って、じっくり読み、頭に入れたつもりだったが、理解できず。
    ●俳優の顔が、ごっちゃになって、見分けがつかない。
    ●登場人物と、その役名がはっきり解らない。
    ●伏線って、どこに伏線が??
    ●時間軸が頻繁に変わり、今の話か過去の話か、掴みにくい。                                          
                                             等々



   やっぱりなあー、海外批評とよく似てる(特にUSA)でも試写会参加者だったせいか、退屈という評は見当たらない。
   皆、必死で、ストーリーに喰いついていこうとしている意欲が見てとれる。
   
   そもそも親切な映画ではありません、これは。
   目の前に材料をすべて提示して、調理して、ハイ、どうぞ、てな代物ではない、だからと言って、
   作家性の強いアート系映画とも違う。
   意図的に、省いている部分が随所にあります。
      (注)内容の濃い原作を、二時間でまとめ上げなければならない、苦肉の策という面もあるでしょうが。

   例えば、(ネタばれ)ハンガリーで死んだと聞かされていた、ジム・プリドーがどうも生きているらしい、さてどこに
   いるのか?
   この後、いくつか別のエピソードをはさんで、スマイリーは、いきなりジムの勤務先の学校に現われます。
   はて?どうやって居所を見つけたの?なんてこだわって観ていると、以降のストーリーが追えなくなってしまう。
   こういった些細な箇所は、無視していくべき。
   
   一方、具体的に描かず、雰囲気や、最少のせりふで表現した例としてーーー
   時代設定である、1974年当時の英国の国力を、くすんだ色調の画面を使い、いかにも疲れ切った大国として
   表現すると同時に、諜報部そのものも、その価値を見いだせなくなっている現実を併せて描いている。
   後発で、しかも自らその設立を助けたアメリカ合衆国の諜報機関が、圧倒的な力を持ち始め、英国のそれは、もはや
   敵に合衆国の機密情報を流す機関に成り下がっている。
        (注)スマイリーが内務大臣に語りかける会話や、オリバー・レイコン秘書官の「(アメリカ側が君たちの事を)
         沈みゆく船と見ているぞ」のせりふから、それらが窺えます。


  TTSS.jpg


  
  この映画は、”二重スパイは誰なのか?”が、メインテーマではない、正直、出演者からそれは容易に判断できます。
  (一部伏字)

  邦題にあるように、”裏切り”それも単一ではない種類の裏切り。
  国に対して、組織に対して、部下に対して、伴侶に対して、友に対して。
  
  もう一点。ライバルの弱みを、瞬時に見つけ出し、それを巧みに、徹底的に利用するこの稼業の人間の凄まじさ。
  (この自分の弱みを、スマイリー自身わかっているのに断ち切れない、人間らしい部分を、ゲイリー・オールドマンは見事に
  表現していたと思います)
  ★キー・アイテムは、ライター、です。→'86年発行のハヤカワ文庫の表紙絵になっています。


  ギラムピーター


  伏線に関しては、前に書いたレヴューで、ピーターが上級職員に取り囲まれ、部下のリッキーをかくまっている疑いを
  かけられた件、その後、スマイリーから、いまのうちに身辺整理をしておくべきだ、と言われ、パートナーと泣く泣く別れた
  エピソードが、思いつくくらいかな?
  
  実は、ピーターは、このファイルを持ち出す前にも、別のファイル(ファンドからの金の流れ、退職者リストなど)をこっそり
  写真に収めているのですが、この直後、ビル・ヘイドン(テイラー)とロイ・ブランド(ソルジャー)に鉢合わせしています。
  本編には、ロイ・ブランドのみ、この場面がでてきますが、このあとも続きがあり、DVDの削除シーンの中に収められて
  います。 ↓

  
  


  この頃から既に、ピーターは、彼らの監視対象になっていた事を匂わせています。



  俳優に関して言えば、もうこれはなんとかして覚えるしかありません。
  ゲイリー・オールドマン以外、他の役者はほぼ同列扱い。
  特に、容疑者四人は、バランスよく描かないと、マズイでしょうからね、一応。

  この四人の中で、唯一よく知らなかった、デヴィッド・デンシック(トビー・エスタヘイズ役)という俳優。
  最近観た複数の映画に出演しているのに気づきました。
  『戦火の馬』・・・号令をかけている、ドイツ軍兵士
  『ドラゴン・タトゥーの女』・・・行方不明となった富豪の姪を捜査する刑事(若い頃の役)

  この作品で、存在感のある、忘れられない役者となりました。



  フラッシュ・バックを多用している点は、原作もこうなのだから、しかたない。
  コントロール(ジョン・ハート演じる、”サーカス”の前のボス)が登場するシーンは、少なくとも全て過去に起こった
  出来事です。




スポンサーサイト

テーマ : 映画レビュー
ジャンル : 映画

コメント

Secre

プロフィール

tara 0131

Author:tara 0131
ウン十年勤めた会社を辞め、大好きな
コリン・ファースネタを追っかけている
毎日

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
最新記事
フリーエリア
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。